どうも不動産職人です。
関西人の私は正直まったく知らない会社でしたが、広島でマンション「CLARS(クラース)」シリーズを展開するディベロッパー、日本アイコムが民事再生を申請したというのがニュースになっていました。
この会社広島カープやサンフレッチェ広島などのスポンサーをしていたようですね。
2016年には67憶円の売り上げが2017年には26億円に
帝国データバンクの記事によると、
当社は、2002年(平成14年)7月に設立されたマンションデベロッパー。当地では後発ながら、自社ブランドマンション「CLARS(クラース)」シリーズの開発・分譲を軸に、不動産仲介・販売代理を手がけてきた。広島市内中心部での実績づくりと積極的な広告宣伝で業容を拡大し、JR広島駅北口の再開発地区で手がけた「クラース二葉の里テラス(116戸)」のほか、「クラースばら公園(52戸)」などの大口物件の販売がまとまった2016年9月期には年売上高約67億7000万円を計上していた。
その後も、超低金利の金融環境を背景に積極的な物件開発を進めていたが、工期の遅れや計画の見直しを余儀なくされた物件などもあって、2017年9月期の年売上高は約26億700万円に減少。開発資金の調達が先行して金融機関からの借入金が膨らんでいたほか、資材や外注費が増加して収益を圧迫していた。こうしたなか、資金計画に狂いが生じてキャッシュフローが大幅に悪化したことで手元資金が乏しい状況に陥り、大口の仕入先に対して支払い延期を要請するなど、厳しい資金繰りが表面化していた。このため、金融機関などへ支援を要請していたものの、これが不調に終わったことで自主再建を断念。裁判所のもとで再建を図ることとなった。
負債は、2017年9月期末時点で約74億8300万円。
詳細は書かれてませんでしたが、2017年に入って、工期の遅れや計画の見直しを余儀なくされた物件があったということで、不動産業界で問題になりつつある職人不足や強引に進めようとして周辺住民から反対にあうといった問題があったのではないかと予想されます。
やはり、首都圏や大阪の建てれば売れるエリア以外は、これまでの低金利でみんながイケイケで住宅を買っていた流れが一巡し、資材や人件費の高騰により物件価格も過去最高を記録しており、地方では新築分譲マンションの売れ残りが増えているようです。
逆に割安に見える中古マンションの方が売れ行きは好調。
特に、中古マンションを不動産会社が買い取って、リノベーションして転売するというスキームは好調で、新築とほとんど変わらない設備が入っている中古マンションも多く、これまで新築信仰の根強かった日本にも中古でもいいという人が増えてきています。
若い世代には、フリマアプリが流行り、中古に対する壁は崩れ、シェアするという考えも根付いており、何でも新品を買うという時代ではなくなっています。
ここ数年で、日本のマーケットも大きく変わりそうですね。
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