広島国際学院大、2023年閉校へ、学生メインの不動産投資は岐路に立つ!


どうも不動産職人です。

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2018年春私大定員割れが36%、広島国際学院大、保健医療経営大は2020年度で募集を止め、2023年閉校すると言う。
私も関西の有名私大のお膝元で賃貸の営業をしていた経験があり、そのエリアは正直学生以外はほとんど来店がない。そのため、1月~3月以外は本当に鳴かず飛ばずになってしまう。

しかし、学生の場合は、多くが一度入居が決まると4年間住んでくれるので、どちらかというと良いお客さん。保証人も親がなってくれるので、家賃の滞納もほとんどない。

大学生目当てにアパートを建築する地主さんは多い。

2018年の私大定員割れは36%に

四年制の私立大のうち、2018年春定員割れしたのは36.1%。大学も定員一杯になることを見越して予算を立てているので定員割れすると当然収入が減る。

赤字が続きもう持ちこたえられないと広島国際学院大、保健医療経営大は2020年度で募集を止め、2023年閉校するなど、有名私大以外は、今後かなり経営は厳しくなります。弁護士を増やすということで創設された法科大学なども結構やぱいらしい。

外国人の受け入れを進めている大学も多いようですが、人口減少の波には逆らえないようです。

地域別の充足率では、近畿(京都、大阪、兵庫を除く)の110.7%が最も高く、埼玉105.3%が続いた。一方、低いのは四国88.6%などで、地方の苦戦が目立ちます。

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大学の状況を注視し、アパマン経営は撤退も視野に

大学は意外と山の中にあったりするので、万が一大学が撤退した 場合に他の単身者などでカバーするのが難しい。

そのため、大学生メインのアパマン経営をしているオーナーさんは、その大学の募集状況など常にチェックしておくことが重要です。そして、最近多いのが有名私大が都心に引越しするケース。有名私大だから安心だと思っていたら、学部の半分が都心に移動しますとなれば、賃貸経営に大きな影響を与えます。

そうなると売りたくても売れません。

チョットでもやばいなという雰囲気があるようなら、先読みして売れる間に売却するという手も検討する必要があります。そこにしか物件を持っていないオーナーさんも多いと思いますが、売れるうちに売らないと賃貸の決まらない物件だけが残ってしまいます。

これからの不動産投資は、やはり人口減少、高齢化との戦いになります。これまで価値のあったエリアが、大学や企業の撤退で突然価値がなくなる時代です。

不動産は持つことが目的ではなく、資産価値を上げる、収入を得るといったことが目的です。その目的が果たせなくなるのであれば、いくら愛着があっても撤退する決断をしないといけません。

激動の時代に生き残るためには、先を読み、即行動する力が必要ですね。

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