どうも不動産職人です。
ここにきて、スルガ銀行とかぼちゃの馬車被害者の裁判外紛争解決手続き(ADR)が始まったり、
スルガ銀行が不正を全面追及するといったニュースが出るなど、スマートデイズ関連のニュースがチラホラ。
それに乗っかってか今回かぼちゃの馬車のシェアハウスが最も多いと言われる足立区が「貧困ビジネスや違法民泊に転用される恐れがある」ということで条例改正をするという。
弱り目に祟り目とはこのことで、すでに打つ手が少ないかぼちゃの馬車被害者をがんじがらめにすることになるのではないか心配です。
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足立区にはかぼちゃの馬車のシェアハウスが70棟
850棟くらい建てられたと言われているかぼちゃの馬車のシェアハウスですが、そのうちの約8%の70棟が足立区に。
足立区では建築中も含めてその他のシェアハウスもいれると300棟ほどある。足立区は、今後、現オーナーが手放した後、そのかぼちゃ畑が貧困ビジネスや違法民泊に悪用され犯罪の温床になる恐れがあるということで条例改正で対策をするというのだが、どんな内容なのでしょうか。
足立区のかぼちゃに対する素案はかなりエグイ内容
足立区は、区内のシェアハウスは建築基準法にのっとっているとしながらも、経営が行き詰まった物件が悪用されるのを防ぐため、管理体制を厳しくするなどの条例改正を行う方針です。
ということで現在条例改正のお話をしているようですが、こんな素案が出ているようです。
足立区のかぼちゃ割り条例の素案。居室面積下限が9平米になり合法物件がいきなり既存不適格に。週4回の巡回管理必須で収益性ダウン。全戸分の自転車置き場を敷地内に確保。こんなんぜったいかぼちゃの中古車買えない。
※11月内はパプリックコメント募集中https://t.co/k5MTAyAnP8— どエンド君 (@mikumo_hk) 2018年11月9日
これだと次の購入者がかなり費用がかかることになるので、売却価格は叩かれるだろうし、そもそもそんな価格だと残債がたっぷり残っているので売りたくても売れないでしょう。
まあ、23区内でも犯罪が多い町として名高い足立区なのでこれ以上そういった被害が増えないようにと考えたことでしょうが、かぼちゃの被害者の方にとってはもし条例が改正されると大問題。
足立区としては、被害者に何とか運営頑張ってもらって持ちこたえて~とエールを送っているのかもしれませんが…
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