どうも不動産職人です。
ゴールデンウィーク真っただ中ですね。街に出ても楽しそうな雰囲気の人が多い。
私は昨日まで仕事で今日は普通の定休日。明日も休日出勤ですが、3,4,5は休めるのでもうひと頑張りかな。
昨日は、カーシェアの予約をして商談に向かったら、前の使用者が遅れている…しかもえらい遠くだと。こういう人の時間を奪ってもどうも思わないやつはシェアで物を使う資格ないなホンマ。仕方なくバスで行きましたが、バスもないところやったらブチギレてタクシー代請求してたかもしれません。
ということで忙しく中々ブログも更新できなかったので、取り敢えず旬な話題に触れておきたいなと空き家問題をピックアップ。
空き家ですが、予想よりも増えてないな。平成25年の調査から5年の平成30年に総務省が住宅・土地統計調査を行い、2018年10月時点で過去最高の846万戸。
900万戸は越えて、1000万戸あっても驚きはなかったのですが、逆に増加が少なく驚きました。空き家バンクの全国版が出来たり、空き家の活用も盛んになっているので、もしかするとこの辺りで空き家の増加は一服するのかな。
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空き家は846万戸、空き家率13.6%と過去最高(2018年10月時点)
【日経新聞の記事】
総務省が26日発表した2018年10月時点の住宅・土地統計調査によると、国内の住宅総数に占める空き家の割合は過去最高の13.6%だった。地方を中心に人口減少などで空き家が増え、戸数も最多の846万戸になった。政府は中古住宅の活用や老朽化した空き家の撤去を促す政策を相次いで導入しているが、空き家の増加に追いついていないのが現状だ。
5年に1度実施する住宅・土地統計調査の速報値を発表した。空き家の数は13年より26万戸増え、全体に占める割合は0.1ポイント高まった。住宅総数も179万戸多い6242万戸となり、過去最多を更新した。住宅総数、空き家数、空き家率とも右肩上がりが続く。
空き家のうち347万戸は、賃貸や売却用以外で長期にわたって不在の住宅や取り壊し予定の住宅だった。賃貸用は431万戸、売却用は29万戸、別荘などの「二次的住宅」は38万戸だった。
空き家率が最も高い都道府県は21.3%の山梨。20.3%の和歌山、19.5%の長野、19.4%の徳島などが続いた。
空家率が最も高い都道府県が山梨、和歌山、長野、徳島とやはり地方で、どちらかというと面積が広くて山が多いエリアが空家が多いのかなと思っていましたが、
では、山梨(32位)、和歌山が(30位)、長野(長野4位)、徳島(36位)とどちらかと言えば狭い県の方が上位にランキングしている。
上位の空き家率は20%を越えており、5戸に1戸は空き家という計算になる。
不動産投資にかかわる人間としては、賃貸用の空室が431万戸というのが非常に気になります。平成25年には賃貸用約1600万戸あり、そこから増えているとしても空室は25%くらいあるんじゃないかな?と思って調べると2018年時には22.7%。
まあ、賃貸用物件の4~5戸に1戸は空き家。空き家自体が多い山梨は賃貸物件でもNO1の空室率で驚愕の34.2%だと。まあ、ここでは不動産投資やるのはリスク高そう。
ここ最近の指標不安からこの数字も疑わしい?
海外では住宅の総量をコントロールして新築を作らせないのですが、日本は景気対策といってガンガン新築を作らせる。平成25年の調査後の新築着工件数は5年間で約470万戸増えている。なのに、空家は26万戸しか増えてない…取り壊しが極端に増えたか、世帯数が増えた!なわけない。
「特定空き家」などに対する、2016年4月1日から2017年3月31日まで1年間の「措置実績」は「助言・指導」は221市区町村3,515件、「勧告」は74市区町村210件、「命令」は17市区町村19件、「代執行」は10市区町村10件、「略式代執行」は23市区町村27件。(参照 空き家対策は進んでいるのか?国土交通省がまとめた調査結果をみる | 住まいの「本当」と「今」を伝える情報サイト【LIFULL HOME’S PRESS】)
4000件くらいしか特定空き家に指定されてない…と考えると劇的に空き家が減ったのはなぜ?統計の方法が変わったのではなんて疑いたくなるのも仕方ない。
あまり空き家が増えた増えたというと問題になるから忖度?
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