どうも不動産職人です。
TATERUを何とか叩こうと書かれた記事なんかな。
突っ込みどころが満載です。
まずは、不動産の評価額の評価額が、公示地価で出しているのか、固定資産税評価なのか、相続税評価なのか、評価の元となっている根拠を示していない点。
固定資産税評価なら公示地価の7割程度です。
そのため、東京都内など現在の実勢価格が高いエリアであれば、固定資産税評価額の2倍~3倍で売られているのはそう珍しくありません。
TATERUの物件は悪いのか?
色々と問題を起こしたTATERUですが、今回の記事では少し誇張されて書かれている気がします。
しかし、TATERUの物件は本当に悪いのでしょうか。
インベスターズクラウドの物件はシェアハウスと比べれば雲泥の差
マスコミもシェアハウス問題にサヤ寄せしようとしているのか、あまり調べもせずに顧客の話を鵜呑みにして、こんな記事を書くのはいかがなものかと。
実際に、インベスタークラウドの物件については、シェアハウス問題で売られていたような物件とは雲泥の差で、基本的にはきちんとした物件を作っていると思います。
間取りは、少し前に流行った部屋は小さくして、大きなロフトを付けるタイプを得意としてましたが、物件によっては、普通の1k&ロフトの物件もあります。
最近は、大阪だと30㎡くらいが新築アパートの標準になりつつあり、この間見た新築は、30㎡の1LDKタイプでした。
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問題は、立地がドンドン悪くなったこと
ちょうど3年ほど前くらいでしたが、私は、インベスターズ時代にお客様が買ったり、これから買おうという物件を何度か見せてもらいました。
中には、これなら購入しても悪くないですねと言ってお勧めした物件もありました。
それでも場所は結構微妙なラインでしたが…
しかし、2年ほど前から、その微妙なラインが、アウトなラインへと移行していき、その辺りからやめておいたほうがいいですよということが多くなりました。
それは、将来的な家賃の下落や空室リスクが高まることが考えられ、出口で損が大きくなるのではという分析をしたからです。
ここ1~2年は一気に拡大路線に切り替わり、更に顧客を増やすために、自己資金が少ない人に100万でアパートが持てるとクソ物件を売り出しました。
年収400万で自己資金もほとんどない人が2棟目を買おうとしていたときには、さすがに大丈夫かとコンコンとインベスターズのこの物件はやめておいた方がいいと説明したのを思い出します。
その後、その人はどうなったか(多分営業マンの攻撃に屈したと思われる)わかりませんが、買っていたら今頃青くなってるんじゃないでしょうか。
まあ、耐えきれれば、将来ある程度の資産として残るでしょうが、空室が増え、家賃は下がるは、高額な広告料は要求されるはで、運営はほとんど上手くいってないのではないかと思います。
そして、そのうち、設備の故障が増え、大規模修繕しないとダメだとなれば…
こうやって書くと不動産投資は怖いと思われるかもしれませんが、きちんと収益の上がる物件を適正な形で運用すれば成功する確率は高く、世界的にも安全性の高い投資という認識されています。
それは、リスクを理解して、リスクをコントロールしやすい投資だからです。
逆を言うと、リスクを理解せず、リスクをもろに受けてしまうと失敗すると言えます。
ということで、何でもかんでも悪いというのは、いかがなもんかということで書かせてもらいました。
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