【西日本豪雨被害】土砂崩れが被害を拡大、土砂崩れの原因となった真砂土層(まさど)とは?


 

  どうも不動産職人です。
 

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 降り続いた雨は西日本各地に大きな被害の爪痕を残しています。
9日の時点で死者126人、行方不明86人と被害に合われた方は200名以上になるのではと思われます。
被害に合われた皆様心よりお見舞い申し上げます。
 
今回の雨で被害の原因となったのは土砂崩れ。
特に被害が大きかった広島では、何故土砂崩れが起こりやすくなっていたのか、それは
広島県の面積の約半分は花こう岩の地質が占めているとされており、それによって作られる真砂土層が原因だと言われています。
真砂土層とはどういったものなのでしょうか。

真砂土層(まさ土、まさど)とは

花崗岩などの風化が進んで砂状・土状になったもの。
安いので園芸・敷土などに使われており、水に弱いのが特徴ですね。
日本では主に関西以西に広く分布しており、広島県はこの真砂土層が広がっています。
 
この真砂土層は、雨が降ると強度低下を起こし、斜面崩壊が非常に起きやすい土質。
 
広島県は平地が少なく、山々を切り開いて宅地化した経緯があり、広島県では、実に約32,000箇所が土砂災害危険箇所に指定されています。
 
2014年の8月19日~20日の豪雨でも土砂崩れで大きな被害があり、国や県は砂防ダムなどの整備を進め、57カ所で緊急事業を完了させていたのですが、今回はその対策を上回る豪雨だったと言えます。
 
住んでいる方々は、豪雨による土砂崩れがあるリスクはわかった上で住まれていると思うのですが、今回は避難するという判断をするよりも早く土砂崩れが発生したと言われており、本当にすごい雨量だったことを物語っています。
 
これだけ進歩した世界でも、自然の猛威には抗えないということを改めて感じた今回の西日本豪雨被害。
 
私の地元兵庫県でも多くの被害が出ており、他人事ではありません。
私も阪神淡路大震災では全国の方々からたくさんのご支援をいただき、その時は非常に助かりました。
大きなことはできないですが、少しでも何かお役に立てないかと思っています。
 
 

 

 
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