【引越しの際の豆知識】引越しの際の電気の手続きはどうすればいいのか?


どうも不動産職人です。

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いつもニュースに関するコメントが多いですが、引越しの豆知識シリーズもちょいちょいお送りしていきます。

まずは、電気の手続きについてですね。

引越しの際には、住民票の移動や電気、ガス、水道など面倒な手続きが色々とあります。

電気、ガス、水道などのライフラインは、入居までにきちんと手続きしておかないと生活に支障が出る場合もありますので早めに対応したいですよね。

その中でも部屋に入って最初に使うのが電気ですね。

これまでは、地域の電力会社に手続きを取ればよかったのですが、2016年より電力小売りの自由化に伴い携帯会社など多くの企業が参入し、手続きも少し複雑になってきているのでこれまで以上に早めの手続きが必要になってきています。

今回は、引越しの際の電気利用開始の手続きについて、どういった手続きを取れば良いか、どのタイミングで手続きを取れば良いか、又、既存の電力会社以外と契約する場合の手続きや料金等についてお話ししていきます。

 

 

電気使用開始の手続き方法は?

 

引越しの際の電気の手続きとしては、これまで住んでいた住居の「電気の使用停止手続き」、

引越し先での「電気の使用開始手続き」があります。

通常は、電話で各電力会社に使用停止、使用開始手続きの連絡を行います。

その際に必要な情報としては、

・現住所

・名前

・引越し先住所

・引越し日時

・「電気ご使用量のお知らせ」に記載されているお客様番号

となります。

 

使用停止手続きが完了しますと、引越し当日に担当者が来訪し、直前までの使用料のメーターを確認の上精算となります。

使用開始手続きについては、入居の2~3日前までに手続きを取れば引越し後ブレーカーを上げればすぐに利用可能です。

しかし、皆さんも経験があると思いますが、実際には手続きを取らなくても電気は利用できます。お部屋探しの内覧の際に、営業マンがブレーカーを上げて電気を付けたりしますよね。

特に賃貸物件の場合は、長期空室で利用されていないと電力会社に止められてしまう場合もありますが、通常はブレーカーを上げればすぐに利用できる状態になっています。

そうはいっても、そのまま使い続けるとオーナーに電気の請求をされるなどトラブルの原因となりますので、ポスト、新聞受け等に入っている「電気使用申込書」に必要事項を記入の上、投函すれば手続き出来ますので、入居後すぐに手配するようにしましょう。

 

現在では、各電力会社のサービスを利用すればインターネットで使用開始、使用停止手続きが出来るようになっています。(電力会社によっては利用できない場合もあります)

例えば、関西電力を利用している場合、関西電力のサイトのご住所の変更/引越しのお手続き(http://kepco.jp/service/move)より手続きが可能です。

電気のご利用①停止②開始③停止・開始の3つのメニューから選べます。

その際に必要なのが、「電気ご使用量のお知らせ」に記載されているお客様番号になります。

インターネットサービスだと24時間申込が可能なので非常に便利ですよね。

電力自由化で手続きはどう変わる?

以前の電気料金の契約は、東京に住む人は東京電力、大阪に住む人は関西電力と電力の小売りは地域ごとに決められていましたが、2016年4月より実施された電力小売りの自由化によって、規制を緩和することで既存の電力会社以外の企業の参入を促進し、企業や個人が電力会社を選択することが出来るようになりました。

これにより、電力会社はもちろん、ガス、大手通信、家電、石油会社など様々な会社が電力を消費者に直接販売できるようになりました。

電力小売りが自由化されたことで、電気代が安くなる、各種サービスが受けることが出来るなど期待も多い反面、これまで電力の販売実績の無い新規業者に変更するのは倒産したり停電が増えるんじゃないかなど正直抵抗があります。

しかし、その点は、あまり心配の必要はなさそうです。 すべての会社の電気は、今までと同じ送電網を使って送られてくるので、電力会社やプランによって送られてくる電気の品質に違いがあるということはありません。

そうなると、新規参入の電力会社にどんなサービスがあるのか気になるところです。

かなりの数がありますので、価格comの電気料金プランシミュレーションを使って調べるのがおすすめです。

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マンションは気を付けないと乗り換えができない

電力会社の乗り換えは、メリットが多く是非乗り換えたいと思う方も多いと思いますが、実はマンションの場合は、乗り換えが出来ない場合があります。

それは、高圧一括受電が適応されているごく一部の大型マンションやタワーマンションです。 高圧一括受電とは、マンションが電力会社を決め、マンションごとに通常より安い電気料金で高圧一括受電契約を行うことです。

実際には、50戸以上の大型マンションが全国に200戸程度あると言われていますが、そのうちの約20%に当たる40万戸程度しか対象となっておらず、実際にはあまり該当することはないと思いますが、都心部の投資用タワーマンション等を賃貸する場合には該当する場合があるかもしれませんので、事前に確認が必要です。

途中で電力会社の切り替えする場合はどうすればいい?

新規参入の電力会社のサービスを見て、メリットを感じた方も多いはずです。

それでは、新しい電力会社への切り替え手続きはどういった流れになるのでしょうか。 まずは、各電力会社のインターネット、又は店頭等で申し込みをします。

 

その際には、

「電気ご使用量のお知らせ」に記載されているお客様番号」

「メーター個別の番号」

などが必要になります。

 

現在の電力会社には特に解約の手続き等は不要で切り替え先の新しい電力会社が一括で手続きを行います。

契約後には、スマートメーターに取り換えが必要ですが、取り換えの手配も新しい電力会社が手配してくれます。

スマートメーターとは、情報通信機能を持ったメーターで、インターネットを使うことで色々な電力会社の情報を管理することが出来、毎月の検針が不要になる、防災、セキュリティ等のサービスを受けることも可能になります。

スマートメーターの交換も30分程度で終わり、その後はこれまで通り利用可能です。

電力会社によっては、アプリで電気料金を確認できる等インターネットを使ったサービスがあり非常に便利です。

引越しの際の電気料金の手続きはお早目に 引越しする時期は公私ともに忙しいことも多く、各種手続きも後回しにしてしまいがちですが、電気を含めたライフラインの使用開始の手続きは、入居後スムーズに使用開始する為にはやはり1週間前までには使用開始の手続きを済ませておきたいところです。

実際には、電気はブレーカーを上げれば使用を開始できますが、つまらないトラブルを避ける為にも早目に手続きする方が負いでしょう。

又、電気の使用開始については、電力小売りの自由化により、これまではその地域の電力会社に手続きすればよかったのが、新規参入の電力会社と契約する場合は1週間~2週間程手続きに時間が掛かりますので通常よりも早めに手続きをする必要があります。 電気はもちろんですが、ガス、水道のライフラインは手続きが遅れると生活に支障が出ますので早目に手続きしましょう。

 

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