住宅の2020年問題とは?今後マイホームを購入される方は、省エネ義務化に対応しているか必ずチェックしましょう!


どうも不動産職人です。 

 

f:id:fudousancom:20181128172205j:plain

多くの人が、自分の人生でマイホームを持つということ大きな目標としていると思います。

やはり、賃貸で家賃を無駄に払い続けるよりは、大きな買い物にはなりますが資産になるマンションや戸建てを購入する方が私も良いと思っています。

そこで、マイホームを購入しようとしているあなた。 

「住宅の2020年問題をご存知でしょうか」

住宅の2020年問題とは、2020年以降省エネ対応していない住宅は既存不適格となってしまう恐れがあります。

これは意外に知られておらず、特に、中古物件の場合は、対応していないものが多いので知らずに購入してしまうと、2020年以降に売却しようとしても既存不適格で融資がつかずに売却出来ないなんてことも…

これから戸建て住宅を購入しようと思っている人は特に注意が必要です。

今日は、住宅の2020年問題について詳しくお話したいと思います。

 

【広告】住宅ローンの相談窓口「モゲチェック・プラザ」

 

世界と比較して劣る日本の省エネ住宅

 家電何かだと省エネを売りにしていて、日本の家電は世界一~と言ってもいいのではと思いますが、こと住宅に関しては非常に遅れてます。

日本の場合、サッシと言えばアルミサッシですが、全体の9割はこのアルミサッシが使われています。

アルミサッシは、加工がしやすく、耐久性、耐火性もあり、非常に優秀なのですが、唯一断熱性に弱いという弱点があります。

そのため、世界的には、アルミの1000倍断熱性が高いと言われる樹脂サッシにシフトしているのですが、日本では未だにアルミサッシが主流。

樹脂サッシを使う他国の断熱性能がU値2/m2K台なのに対して日本はU値4.65w/m2Kと非常に差があります。

これが日本の省エネ住宅が遅れていると言われる要因です。

ä¸çã®çªã®æ­ç±åºæº

 出典:YKK AP調べ[YKK AP 樹脂窓の歴史](ドイツ:建築物のエネルギー性能に関するEU指令(2014年予定)、中国:第12期5カ年(2011〜2015)、日本:平成11年次世代省エネ基準、アメリカ:EPA/DOEエネルギー省計画)

2017年の建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律案

 

これでいかんと2017年に政府も重い腰を上げます。

そして、2017年4月1日より住宅の省エネルギー性能に関する歴史的な法改正が施行されます。

それが「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律案」だったわけです。

今、政府は 耐震・省エネ・長持ちの住宅の質の三大要素 の一つである「省エネルギー性能」最低基準を決めることにしました。

そして、いよいよ2020年その省エネに関して最低基準が設けられることになります。

【広告】 国内最低水準金利0.4%台から!モゲチェック・プラザ

住宅の2020年問題とは?その対処方法は?

 
住宅の2020年問題とは、2020年より住宅の省エネ基準が明確に決められるので、その基準を満たす必要があり、既存住宅でその基準を満たしていない物件は既存不適格になってしまうということです。
実際には、基準を満たしていない物件のほうが多いわけですから、助成金が出たり、既存住宅は緩和処置があるとは思いますが、最悪の場合は、既存不適格で金融機関が融資を出さない可能性も考えられます。
そうなると物件は売れなくなり、大きく資産価値を下げることに。
 
では、実際に今販売されている物件はどの程度省エネ対応しているのかというと2013年現在で約半分ということで半分以上は資産価値が落ちる可能性があるということです。
 
çã¨ãåºæºé©åçã®æ¨ç§»
 出典:国土交通省ホームページ
 
では、どのように対処すればよいか。
 
これから買おうと思っている人は、基本的には省エネ対応の住宅を購入するべきです。
 
心無い不動産会社が省エネ対応していない物件の方が安いということで攻撃してくるかもしれませんが、基本的には買わない方が得策。
 
すでに購入してしまった人は、一度、省エネ対応に変更したらどの程度費用が掛かるか見積もりを取っておくと良いでしょう。
 
省エネ対応に掛かる費用を把握しておけば、実際売却時に省エネ対応にしてから売るのか、そのまま売るのかの判断もしやすいと思います。
 
これからマイホームを買おうと思っていた人で、この記事を読んだ人は本当にラッキーですよ。
 
これからのマイホーム購入に際しては、省エネ対応してる?が合言葉です!
 

 
 
 
 

コメント

タイトルとURLをコピーしました