どうも不動産職人です。
日本に住んでいると大都会である東京も世界の不動産投資における位置的には、これまでそんなに高いわけではありませんでした。
キャップレートという投資利回りで比較すると東京の中央区銀座や港区赤阪でも3%~4%ですが、他国の大都市では1%~2%が当たり前。
利回りが低い=投資リスクが少ないということで、資産価値が高いということになる訳です。
収益還元で考えると年間1000万円の収入があり、そのキャップレートが4%とすると物件の価格は、V(価値)=I(収入)/R(レート)となるので、2億5000万。しかし、2%だと5億になるということですね。
そういった意味でも東京は意外に評価が低かったので、今回のトップ7入りは東京が名実ともに世界に認められたと言ってもいいのではないでしょうか。
不動産投資に魅力的な世界の都市ランキング
調査は、調査は米不動産情報大手のジョーンズ・ラング・ラサールが行ったようですが、不動産投資の観点から、世界の83都市の成長過程、課題、命題、機会を比較した「国際都市競争力インデックス」として公表したものを参照しています。
1位 ロンドン(英国)
2位 ニューヨーク(米国)
3位 パリ(フランス)
4位 シンガポール(シンガポール)
5位 東京(日本)
6位 香港(中国)
7位 ソウル(韓国)
8位 ロサンゼルス(米国)
9位 上海(中国)
10位 北京(中国)
11位 アムステルダム(オランダ)
12位 シカゴ(米国)
13位 サンフランシスコ(米国)
14位 トロント(カナダ )
15位マドリード(スペイン)
16位 シドニー(オーストラリア)
17位 ワシントン(米国)
世界の名だたる都市がやはり並びますね。
ロンドン(英国)、ニューヨーク(米国)で世界の不動産投資の13%程度を占めています。
これにパリ(フランス) 、シンガポール(シンガポール)、東京(日本)、 香港(中国)、ソウル(韓国)を加えると何と4分の1に。
京都、大阪、名古屋も注目の都市に
このレポートでは対象となった83都市を、確立された世界都市(ビッグ7、挑戦者)、新たな世界都市(イノベーター、ライフスタイルシティー、インフルエンサー)、新興世界都市(メガハブ、エンタープライザー、パワーハウス)、ハイブリッドおよび成長エンジン(ハイブリッド、国内成長エンジン)の4つのカテゴリーと10種類の都市グループに分類しており、
日本の都市では、新たな世界都市に京都、ハイブリッドおよび成長エンジンに大阪、名古屋が入ってます。
やはり、今後不動産投資をやる上では、地方よりも主要都市への投資を考える方が賢明だと思いますね。今後は更なる二極化が進むことは間違いありませんから。
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