どうも不動産職人です。
レオパレス問題もまだ続くなか、4月に型式不適合問題を起こした大和ハウスで社内システムの不備で調査漏れが発覚。
再調査したところ、新たに1900棟で不備が見つかったようです。
【型式不適合問題を知りたい方はこちらをご参照ください】
型式適合認定とは?大和ハウスの建築基準不適合問題は、検査の簡略化による見逃しが原因!
ただ、新たに発覚した物件は回収の必要がなく、最初に発表した2000棟についても一部に必要だった回収は末に終わっているとのこと。
まあ、チョットしたミスというところでしょうが、大手でもこういった不備がある、いや大手だから目が行き届かないんでしょうね。
中国業者に騙されて210憶の損失を出したり、今回の型式不適合問題、そしてこの間の関係会社の社員が受水槽で泳いで問題になったりと大和ハウスは大きくなりすぎて統制が取れていないのかと思います。
ハウスメーカー最大手なので不動産業界を引っ張ってもらう存在でいて欲しいですね。
法令を守る体制、コミュニケーション不足を指摘
大和ハウスは、18日に問題に関する外部調査委員会の最終報告書も発表しているが、報告書では07年に関東地方の事業所から本社に不備について問い合わせがあったが具体的な対策を講じず、法令を守る体制の問題やコミュニケーション不足が指摘されている。
詳細はこちらから【外部調査委員会の最終報告書】
戸建住宅・賃貸共同住宅における建築基準に関する不適合等についての原因究明及び再発防止策について
(訂正)「外部調査委員会による最終報告に関するお知らせ」の一部訂正について
正直に言うと、レオパレスの問題とは大きく異なり、不備は会っても居住に問題があるレベルではないので、問題のレベルとしてはそれほど大きくはないかもしれません。
しかし、大手特有のウヤムヤにするという体質が問題で、やはり問題が出れば認めてすぐに対応ということが今の時代は大事です。
動画や写真も簡単に撮れる時代、完全に隠すことは無理だし、中途半端な隠蔽は大けがの元。
大和ハウス、レオパレスをはじめ、多くのハウスメーカーが効率化ばかり求めて基本を疎かにしているのかもしれませんね。
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