いよいよアパートが売れなくなってきた?都内の新築アパートでも10%を越える物件も


  どうも不動産職人です。

 

f:id:fudousancom:20181122154437j:plain

 

 

地銀をはじめ、各金融機関の融資が引き締められてきたことを受け、新築アパートも売れなくなってきたのか、これまで東京都23区内など軒並み6%前後で販売されていた新築アパートが山手線から離れるに従って利回りが高くなってきている感じ。

12月が決算の会社も多いというのも原因のひとつかもしれませんが、これまで、自社でセミナーして客付けしていた業者さんもレインズに掲載したり、個別にメールで連絡をもらったりしてます。

個別にメールで連絡が来る分にには、決算月の為値下げしました!的な文言が書かれており、売り急いでいる感半端ないです。

ただ、好立地の物件は未だ6%を切る強気の価格設定となっており、思ったより早く二極化が進んでいるようです。

 

【広告】

  

 

アパート業者は売れないと次の仕入ができない

アパート業者でも、建売業者は、基本的には自社で短期の借入を起こして、土地を購入し、上物を立てて、完成までの間に客付けします。 

短期の借入をしているので、期限までに売却しないといけないわけです。

これまでは、不正融資でも話題になったTATERUやシノケンをはじめ、そこそこ大手は自社でセミナーして客付けしてましたが(TATERUは今どうなんやろう)、最近ではレインズや紹介という感じで情報が業者間を回り始めています。

ここ数年は、元々戸建をやっていたような建築会社も数多く参入し、ここ数年間はかなり儲かったと思いますが、大阪でそのパターンでアパートを作ってきた業者さんが、今年に入ったアパートが売れないので、新規の建築はやめてますという話も。

 

やはり、金融機関が融資を締めはじめたことで(これまでが異常で正常化したとも言える)、買いたくても買えない、又、もう少し安くなるやろうという買いのマインドが下がっており、アパートが売れなくなってきたということでしょう。

 

これからアパート業者の在庫一掃セールが始まります。

 

ここ1年くらいで、預金の改ざんなどで低い利回りの物件を買わされた人は本当に悲惨な状況になりそうです。(現時点ですでに価格は下がっているわけですから)

 

これからは、改ざんしないと買えないレベルの人はまず買えず、きちんと純資産を増やして体力をつけてきた人やお金持ちしかお金を借りれないので物件を買えません。

 

まあ、不動産投資は元々ある程度選ばれた人しかできない投資だったのが、日銀の低金利政策で行き場を失ったお金がサラリーマンというとりっぱぐれの少ない人達に対して金融機関たちが貸付をしたというだけ。

 

やり過ぎて状況が悪くなったので、金融機関はハイ、ここまで!で終わることが出来ますが、キワドイ物件を買わされたサラリーマン大家さんたちの苦難はこれから始まります。

 

やはり、不動産投資は富める人が勝つようになっているのですよ。

 

【広告】


 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました