いよいよ引越しシーズン、学生さんが部屋を決める際に注意しておきたいこと


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どうも不動産職人です。

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いよいよセンター試験も始まり、合格したら夢の一人暮らしなんて考えている方も多いのではないでしょうか。

私の以前の職場は、兵庫県が誇るK学院の近くでしたので、遠方から来た受験生が、試験の当日に親御さんとお店に来てくれることも多々ありました。

国公立大と私立大を併願されている方は国公立を選ばれるケースがほとんどで、残念な結果に終わることも多かったですね。

やはり、学生さんのお部屋選びは、時間がない、部屋を見れないなど不利な中で選ばないといけません。

良い部屋を選びたいということで、中には部屋を見ないで決めるという方もいます。

そのため、引越ししてわずか数か月で住むのが嫌になり、又引越しするというケースも多いです。

学生さんが失敗しないお部屋選びの仕方についてお話しします。

学生さんが良い部屋を探すには

 学生さんが入試の後に部屋を探す場合、一番困るのはやはり時間がないことですね。

 

そのため、いかに下調べをし、効率よくお部屋を回れるかが重要になってきます。

仲介会社は、お客様に良い物件をという気持ちはありますが、自社の管理物件であったり、広告料や報酬をたくさんもらえる物件で決めたいという思いもあり、お客さんがこれを見たいと言っても、他の物件をよく言うこともあり大きな時間のロスをすることもあります。

又、学生さんだけで見に行くと営業マンに強引に契約させられたりすることもあり、お金のこともあるので出来れば親御さんと一緒にお店に行く方が良いですね。

では、学生さんが良い部屋を探すにはどうすれば良いでしょうか。

お店に行く前に下調べを

何をするにもそうですが、やはり下調べは重要です。

物件はインターネットで簡単に調べることが出来ます。

サイトによっては、物件の写真も充実しており、最近では、360度カメラや動画など部屋の感じもつかみやすくなっています。

自身の希望する条件にあった物件を3~5件探しておき、お店に行く際に資料を持っていけば店側もどういった傾向化つかみやすいので、もしお部屋が決まっていた場合でも似た感じのお部屋を探してくれます。

出来れば、親御さんと一緒に

 最近では消費者の方が強いのでゴリゴリの営業をする仲介業者は減りましたが、それでも契約を止めたいのに預り金を返してくれないといった話も聞きます。

学生さんだけで行くと、どうしても営業トークにころっと乗せられてしまい、帰って親御さんに話をすると「何でそんな契約してきたの!」といったことになります。

そういったトラブルを起こさないためにも、出来れば親御さんと一緒にお店に行く方が良いですね。

最低2件以上の部屋は内覧しよう

 お部屋選びの際は、営業サイドからすると3件回るというのが基本となっています。

少ないと不安ですし、多すぎると迷うだけなのでちょうど良い件数が3件なんですね。

しかし、学生さんが探す2月~3月は、いわゆる繁忙期。

学生さんが多いエリアだと営業マン一人で一日4組以上相手にすることもあります。

そうなると見たい部屋だけ1件なら案内できますよ、というケースも。

 

1件見て満足いけば問題ありませんが、あまり気にいっていないのに時間がないからと契約するか、しないかと営業マンに詰められます。

もうこれ以上の部屋はないですよなんて言われると、焦って契約してしまうといったケースも多いです。

 

そういった場合は、後でもう少し物件を見ておいた方がよかったなと後悔することになります。

内覧時に気をつけておきたいこと

部屋の良しあしは当然ですが、学生さんの転居で一番多い理由は、学校からの距離と騒音問題など周辺環境です。

一度見ただけで判断するのは難しいですが、部屋を選ぶ際には下記の点に気をつけてください。

・学校まで歩いていける距離なのか、自転車、原付が必要か

・廊下や階段下など私物を置いている、自転車置き場が乱雑、掃除があまり行き届いていない物件はNG

・周辺にコンビニがあるか

・バイトをする予定があるなら、学校近くよりも交通の便が良い方がいい場合も

 

やはり、学校までの距離は重要ですね。

最初はちょっと遠いけど部屋が良いのでといって部屋を決めても、学校に行くのが面倒になったり、最悪の場合は単位が取れないということも。

学生さんの本分は当然学業です。

学校に行くのが嫌になるというのは正直致命傷。

そのため、雰囲気では決めず、歩いて通学するなら学校まで一度歩いてみることをお勧めします。

 

廊下に私物が置いている物件は管理状況が悪いので、入居者が問題あっても放置されているケースもあり、出来れば避けたいところ。

自転車置き場や階段下が汚いのも同じですね。

 

最近ではどこでもありますが、学校周辺だとコンビニがないケースも。

コンビニがあれば、食事だけでなく、郵送や荷物の受取など色々と便利なのでやはりコンビは近くにある方がベター。

 

バイトを考えているなら、学校に近いよりも駅に近いなど利便性を重視するのもあり。

この辺りを注意すれば、内覧する件数が少なくても、失敗する確率は減るのではないでしょうか。

学生さんの部屋探しは、下調べと決断のスピード

やはり、学生さんが良い部屋を探すには、下調べと決断するスピードです。

引越しシーズンに探す学生さんの場合は、下調べしていても物件がすぐになくなってしまう時期です。

そのため、効率よく部屋を探すためにはやはり下調べが重要。

そして、後は決断のスピードですね。

先ほどもお話しした通り、シーズンなので物件はドンドン決まっていきますので、あまり考えると気に入った部屋に住むことが出来ないといったことになります。

焦って決める必要はないのですが、ある程度妥協する点も決めておいて、その範囲内であれば即決するくらいの気持ちで臨む方が良い物件を抑えることが出来ます。

とは言え、まずは受験に成功することが重要ですので、まずはきちんと勉強していただいて空いた時間で物件を探してください。

 

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