新卒のための不動産業界基礎知識2 デベロッパーってどんな仕事?

新卒向け不動産業界の基礎知識

どうも不動産職人です。

これから不動産業界を目指す新卒の皆さんの為に不動産業界がどんなところかをご紹介するシリーズ2回目です。

私もチョット憧れというか、もう少し早くこの業界に入っていれば目指したいのがデベロッパー。

新築マンションの建設から大きな街の開発まで数億~数百億単位の大型プロジェクトを手掛けることもあり、給与水準は不動産業界ではトップクラスになるので、他の業態と比べると入社は狭き門になります。

そんなデベロッパーを目指したい人の為に、簡単にデベロッパーについてお話します。

デベロッパーとは

デベロッパーとは、土地や街を開発する事業者のことです。

デベロッパーの仕事は、用地取得、企画、開発、販売、管理などの流れで行われます。

デベロッパーは、ゼネコン(ゼネラルコントラクターの略称で、大林組などの総合建設業者のこと)と協力しながら、施主として自らが中心となって企画・開発を進めます。

デベロッパーの仕事は、私たちの暮らしに深く関わっており、街づくりやマンションの開発などで社会に貢献することになります。

とにかく、スケールの大きい仕事がしたい!という人におすすめですね。

デベロッパーになるために必要なスキル

デベロッパーの仕事では、土地などの情報を仕入れるための人脈、情報ネットワークの構築、ゼネコンとの連携など、コミュニケーション能力や法律知識などが必要になります。

また、海外での開発も行っているデベロッパーもありますので、外国語力も役立ちます。

こういったスキルは入社してからでも十分身に着けることができますが、大学時代に情報ネットワークの構築の仕方などの経験があると有利です。

デベロッパーにはどんな会社があるの?

ここでは大手デベロッパー10社を紹介しますが、三井不動産や三菱地所など皆さんも名前を聞いたことがある会社ばかりだと思います(笑)

それ以外にも中堅デベロッパーなど多くの企業が存在します。

ここで紹介した企業に入社できれば、不動産業界ではエリートと言ってもいいのではないでしょうか(笑)

大手デベロッパートップ10

三井不動産

売上高トップの総合デベロッパー。東京ミッドタウンやららぽーとなどの開発で知られる。

三菱地所

売上高第2位の総合デベロッパー。丸の内エリアやみなとみらい21などの都市開発が強み。

東急不動産ホールディングス

東急系の総合デベロッパー。渋谷エリアやリゾート施設など多彩な事業を展開。

住友不動産

住友系の総合デベロッパー。オフィスビル賃貸事業や分譲マンション事業が主力。

野村不動産ホールディングス

野村不動産グループの総合デベロッパー。住宅・都市開発事業や物流施設事業に注力。

ヒューリック

みずほフィナンシャルグループ系の総合デベロッパー。駅近の好立地物件を多数保有し、平均年収はトップ。

東京建物

旧安田財閥系の総合デベロッパー。都心型の都市開発事業や商業施設開発事業に強み1。
森ビル:六本木ヒルズや表参道ヒルズなどを手掛ける都心型総合デベロッパー。複合都市の開発・運営が特徴。

日鉄興和不動産

旧日本興業銀行系と新日鉄都市開発との経営統合により発足した総合デベロッパー。赤坂・虎の門エリアやマンション建て替えに注力。

大和ハウス工業

住宅を中心に物流、商業施設などで売上高トップクラスの総合建設会社。ディベロッパー事業も展開している。

デベロッパーを目指すなら

デベロッパーは、まちづくりや再開発などの大規模なプロジェクトに携わることができる魅力的な仕事ですが、高度な対策が必要な就活人気業界でもあります。

デベロッパーの選考では、業界や企業の理解度や志望動機が重視されます。

デベロッパーに就職するためには、不動産関係の資格やスキルを身につけることが有利です。
特に宅地建物取引士(宅建士)は学生時代に取っておくと他の人とのやる気の違いをアピールできると思います。

デベロッパーに向いている人は、決断力やマネジメント力などのビジネススキルだけでなく、交渉力や英語力などのコミュニケーションスキルも必要です。また、リーダーシップやチャレンジ精神も求められます。

というようなことが就職サイトなどに書かれていますが、志望動機の造り込は大事だと思いますね。

あとは、宅建取っておくと大きなアドバンテージにはなるでしょう。

 

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