「SREホールディングス(旧ソニー不動産)の不動産仲介の評判・口コミはどう?メリット・デメリットも紹介

不動産会社の紹介

SREホールディングスは、2014年に設立され、首都圏でも東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県のみ、関西圏の一部の都市部の物件を中心に取り扱う不動産会社です。

設立当初は、ソニー不動産という名称で運営を行っていましたが、2019年6月にAIシステムの販売、おうちダイレクト(ヤフーと協業)、不動産仲介の3つの柱を持つ会社として、SREホールディングスに社名を変更しています。

2019年12月19日に東証マザーズに上場し、2020年12月23日に東証一部に市場変更しています。

ソニーグループの一員として、日本では当たり前の両手取引を一切行わず、売却エージェント制度を採用しており、売主のみの仲介を行なうのが特徴です。

2018年2月には大阪オフィスを解説し、2019年12月にマザーズ上場を果たしました。

今回はSREホールディングスの不動産仲介の評判・口コミ、メリット・デメリットについて紹介します。

SREホールディングスの評判・口コミまとめ

SREホールディングスでは、売却エージェント制度を採用した片手取引のみを行っているということもあり、利用者の声も気になるところです。

REホールディングスの利用者の評判・口コミをTwitterや比較サイトなどからピックアップしてご紹介いたします。

SREホールディングスに関する悪い評判・口コミ

30代会社員・男性

AI査定や売却エージェント制度を採用した片手取引を行う会社ということで埼玉県のマンションの仲介を依頼した。これまでにない仲介を期待していたが、そこまで革新的ではなく期待外れの結果に終わった。

50代会社員・男性

売却エージェント制度、片手取引ということでクリーンなイメージと情報を最大化して高値売却するというシステムに共感を持ってマンションの売却を依頼したが、営業マンの対応が悪く、最終的には価格を下げないと売れないと言われて他社に乗り換えた。

SREホールディングスに関する良い評判・口コミ

40代会社員・女性

他社に依頼していたところ売却が進まず、SRE不動産の売却システムに興味を持ち売却を依頼したところ、嘘じゃないと思うくらいあっさりと売却出来た。前の不動産会社が情報の囲い込みをやっていたのではないかとのことだった。

30代会社員・男性

都心部ではあったが、駅徒歩20分くらいのマンションで売却できるのか不安があったが、1か月ほどで売却することが出来、非常に満足している。都心部に強いという看板に偽りはなかった。

SREホールディングスのメリット・特徴4選

SREホールディングスは、売却エージェント制度という独自のシステムを採用しており、都心部を中心に高値早期売却を実現している会社です。

日本では唯一と言ってよい、片手取引にこだわった営業スタイルとは一体どういったものなのでしょうか。

ここではSREホールディングスで不動産の売却を行う場合のメリットについて紹介します。

売却エージェント制度を採用し、クリーンな取引が出来る

不動産の売却において、売主、買主の両方の仲介を行なう両手取引というものがありますが、これは日本独自の商習慣です。

本来、売主と買主は、高く売りたい売主と安く買いたい買主でお互いの利益が相反しましす。そのため、同じ仲介業者が売主、買主双方を仲介することは本来おかしい状況です。米国や中国も含めて海外ではまずあり得ないことですが、日本では古くからこの商習慣が続いています。

では、両手取引の何が問題かというと、基本的には買主よりになってしまうことと両手取引をするために他社に紹介させないといったこと(※囲い込み)が起こります。

そうすると他社でお客さんがいても、断られたり、他の物件を紹介されたりするので、売主にとっては大きな機会損失になります。

その点、SREホールディングスだと広告掲載等は他の不動産業者にすべてオープンにしてくれます。

そうすることで、売主の機会損失を減らし、買主側の不動産仲介会社も平等な立場で物件を紹介できるので競争が生まれて高値早期売却ができるというわけです。

※囲い込みとは、自社で買主を探して仲介手数料をもらうために、他社に紹介させないようにする行為で、レインズ(不動産会社が情報を得るサイト)に掲載しても広告不可にする、ポータルサイトに掲載させてない、内覧したいといっても、申し込みも入っていないのに、すでに申込みが入っていて内覧できないと言って断るといったことを行います。

こういった行為は実は大手不動産仲介業者でも行われています。

情報の最大化によって早期高値売却が見込める

現在不動産を購入する場合は、多くの人がスーモやホームズといった不動産ポータルサイトを活用しています。

そのため、各不動産会社もできるだけ、良い物件があればポータルサイトに掲載したいわけです。

しかし、専任で一社に任せた場合、多くの不動産会社では、広告掲載不可又は自社サイトのみといった制限を掛け、ポータルサイトへは自社のみ掲載します。

そうすることによって、自社に顧客を引込みやすくし、両手取引をしようとするわけです。

そうなると、他の不動産会社は積極的にその物件を紹介しようとしなくなってしまうので、売主としては非常にデメリットです。

沢山の不動産会社に情報を出してもらって、少しでも多くの人の目に触れる方が当然成約率は上がります。

その点、SREホールディングスでは、広告掲載はすべてOK、不動産会社が希望すればオープンハウスなども協力するといった体制を取っているので、他の不動産会社も頑張って客づけしてくれます。

SREホールディングスでは、こういった営業システムにより、高値早期売却を実現しています。

AI査定が利用できる

ソニーのグループ会社であり、ヤフーも資本参加して協業しているので、AIなどIT関連については、やはり最先端の技術を持っています。

中でもAI査定については、かなり精度が高いと言われており、瞬時に結果が出ますので、査定を依頼する場合は、AI査定で出してほしいと要望すると良いでしょう。

おまけ情報
SREの略をSony Real estate と思っている人が多いと思いますが、実はSmart(スマート)Reriable(信頼性) Evolutihon(進化)だと知っている人は少ないはず(笑)

仲介手数料無料!自分で売却できるおうちダイレクト

SREホールディングス最大の魅力は、ヤフーと協業で行っているおうちダイレクト。
関東の物件は、SREホールディングスに依頼すれば基本的にはyahoo不動産に登録されます。関西はまだ対応していないようです。
そして、yahoo不動産の目玉と言えるおうちダイレクト!
一括査定が行えるだけでなく、何と自分でおうちダイレクトに登録すれば買主と直接売買ができるんです。
現在は関東地方だけですが、基本的には誰でもどんな物件でも(居住用だけでなく収益物件も可)登録可能。
直接売買するわけですから売主さんの仲介手数料は無料です。

SREホールディングスのデメリット・注意点2選

最新のITを駆使し、AI査定などを展開しているSREホールディングスですが、やはりデメリットもあります。

エリアが限定されている

SREホールディングスでは、情報の最大化によって多くの顧客に情報を見てもらい、高く購入してくれる買主を探します。

契約までは、高値で購入申し込みがあれば売主に相談するという徹底ぶりです。

そのため、指値を入れて状態だと買主は購入まで不安な状態となってしまうので、気に入った物件であれば満額で購入申し込みします。

このように競争原理を働かせて高値で売却していくスタイルのなので、購入したいという人が多いエリアの物件でないとその強みを生かせません。

そのため、現在は首都圏でも東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県のみ、関西圏の大阪府、阪神間、京都市内といった都市部のみの取り扱いになります。

エリア外の場合は、基本的にはお断りするというスタイルの為、物件によっては売却依頼すら受けてもらえないことになります。

客づけしないので最後の一押しが心配

基本的には、買主側の仲介業者に営業は任せてしまうので、立ち合い等はしても直接買主に営業するということが出来ません。

そのため、少し癖のある物件や急いで売却したいという時に時間が掛かってしまうケースが多いです。

SREホールディングス(旧ソニー不動産)に不動産の仲介を依頼するには

SREホールディングスにマンションや戸建てなどの不動産の売却を依頼したい場合はどうすれば良いのでしょうか。

SREホールディングスのホームページから依頼

SREホールディングスの次のURLから査定を依頼することが出来ます。

URL:https://sre-realestate.com/uri/

住所エリアを選択して査定開始。物件の種類、詳細な住所、連絡先を入れるだけです。

査定結果については、メール又は営業マンより電話にて連絡があります。

おうちダイレクトで一括査定

ヤフーと協業しているおうちダイレクトで一括査定をすると、対象エリアであれば必ずSREホールディングスを選ぶことが可能です。

おうちダイレクトの一括査定はこちらから

直接電話する

最寄りの支店に直接電話しても査定依頼を受けてもらえます。

各営業所:https://sre-group.co.jp/company/access.html

SREホールディングスの運営会社情報

SREホールディングスは、不動産の売買仲介だけでなく、AIやおうちダイレクトなどを活用してコンサルティングを行う不動産テック会社です。

後発の会社なので、売却エージェント制度を採用するなど、独自路線を進んでおり、新たな不動産会社として活躍しています。

2019年12月19日に東証マザーズに上場し、2020年12月23日に東証一部に市場変更しており、主要株主はソニーとZホールディングス。

SREホールディングスの会社概要

会社名 SREホールディングス(株)
代表者 西山 和良
設立年 2014年4月14日
資本金 3,539,855千円(2020年3月31日現在)
所在地 〒107-0061 東京都港区北青山3丁目1-2 青山セント・シオンビル
連絡先 TEL.03-6274-6550
会社HP https://sre-group.co.jp/

まとめ

SREホールディングス(旧ソニー不動産)は、後発の不動産仲介会社ということもあり、売却エージェント制度といった売主側のみの仲介を行なう、片手取引にこだわった営業戦略を取っています。

そのため、囲い込み等を行わず、他の不動産会社にも情報をきちんと提供するなど、クリーンな取引を行っています。

不動産会社は、ブラックボックスが多く、初めて売却する場合などはわからないことだらけです。

悪い不動産会社に当たってしまうと、思っていた価格の7割、8割の価格で売却する羽目になった等ケースもあります。

その点SREホールディングスは、すべての情報を売主にも顧客にもオープンにする不動産会社なので安心して取引できると思います。

エリアが限定されているという点はありますが、エリア内であれば高値早期売却が期待できる不動産会社だと思います。

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