2019年(令和元年)の基準地価関西NO1は、大阪・ミナミの繁華街、大阪市中央区宗右衛門町の「住友商事心斎橋ビル」!

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どうも不動産職人です。

毎年恒例の基準値価格が本日発表されました。

最高価格地点は14年連続で、1平方メートル当たり4320万円の東京都中央区銀座2丁目の商業地「明治屋銀座ビル」でしたが、関西は1平方メートル当たり2440万円の大阪・ミナミの繁華街、大阪市中央区宗右衛門町の超凝地「住友商事心斎橋ビル」でした。

大阪市内は、この住友商事心斎橋ビルとキタの大阪駅前の「グランフロント大阪南館」の2170万円と26年ぶりに2000万を越えました。

地方の商業地の基準地価が上昇したことが話題になりましたが、この傾向は当面続きそうです。

ミナミはドラッグストア、飲食店の出店の影響大

「住友商事心斎橋ビル」は、住友商事が今年4月に米投資ファンドから取得。取得価格は208憶円。

18年に続き、今年も1位となりましたが、地価は45.2%上昇の2440万円。

阪急ナビオの3600万の6割程度まで回復しました。

ミナミは、インバウンド向けのドラッグストア、飲食店の出店で街の魅力がアップし、地価を押し上げました。

キタは、オフィス需要

インバウンド向けの商業地として魅力を増すミナミに対して、キタはオフィス需要。

関西で2番目に高いのは大阪駅前の「グランフロント大阪南館」の2170万円。上昇率は34.0%とミナミとは大きな差に。17年は関西の最高価格でしたが、18年に現・住友商事心斎橋ビルに抜かれて2位となってしまいました。1位との価格差は18年の1平方メートルあたり60万円から同270万円に拡大とキタ押しの私としては昨年に続き悲しいお知らせとなりました。

キタの首位奪還はいつに

ここ数年は、完全にミナミが地価ではキタを上回っています。

やはり、ミナミに行くと人のパワーというのを感じます。この勢いは当面崩れそうにないと思いますが、インバウンド需要の影響を大きく受けるので波があるかなとも思います。

キタ好きの私としては、今後のウメキタ開発や万博、IRで開発が進めば将来的には又キタがミナミに勝つ日が来ると信じています。

基準地価格はこちら

■基準地価の詳細はこちらからPDFでご覧いただけます

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  • 【東京23区(江戸川区除く)】[PDFファイル]

  • 【東京江戸川区と23区以外】[PDFファイル]

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  • 【大阪・兵庫・滋賀・和歌山】[PDFファイル]

  • 【京都・奈良・愛知・岐阜・三重・徳島・香川・愛媛・高知】[PDFファイル]

  • 【鳥取・島根・岡山・広島・山口・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄】[PDFファイル]

参照:日経新聞 基準地価、地方商業地は28年ぶりプラス 二極化も進む

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