どうも不動産職人です。
多くの人が、自分の人生でマイホームを持つということ大きな目標としていると思います。
やはり、賃貸で家賃を無駄に払い続けるよりは、大きな買い物にはなりますが資産になるマンションや戸建てを購入する方が私も良いと思っています。
そこで、マイホームを購入しようとしているあなた。
「住宅の2020年問題をご存知でしょうか」
住宅の2020年問題とは、2020年以降省エネ対応していない住宅は既存不適格となってしまう恐れがあります。
これは意外に知られておらず、特に、中古物件の場合は、対応していないものが多いので知らずに購入してしまうと、2020年以降に売却しようとしても既存不適格で融資がつかずに売却出来ないなんてことも…
これから戸建て住宅を購入しようと思っている人は特に注意が必要です。
今日は、住宅の2020年問題について詳しくお話したいと思います。
【広告】住宅ローンの相談窓口「モゲチェック・プラザ」 。
世界と比較して劣る日本の省エネ住宅
家電何かだと省エネを売りにしていて、日本の家電は世界一~と言ってもいいのではと思いますが、こと住宅に関しては非常に遅れてます。
日本の場合、サッシと言えばアルミサッシですが、全体の9割はこのアルミサッシが使われています。
アルミサッシは、加工がしやすく、耐久性、耐火性もあり、非常に優秀なのですが、唯一断熱性に弱いという弱点があります。
そのため、世界的には、アルミの1000倍断熱性が高いと言われる樹脂サッシにシフトしているのですが、日本では未だにアルミサッシが主流。
樹脂サッシを使う他国の断熱性能がU値2/m2K台なのに対して日本はU値4.65w/m2Kと非常に差があります。
これが日本の省エネ住宅が遅れていると言われる要因です。
出典:YKK AP調べ[YKK AP 樹脂窓の歴史](ドイツ:建築物のエネルギー性能に関するEU指令(2014年予定)、中国:第12期5カ年(2011〜2015)、日本:平成11年次世代省エネ基準、アメリカ:EPA/DOEエネルギー省計画)
2017年の建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律案
これでいかんと2017年に政府も重い腰を上げます。
そして、2017年4月1日より住宅の省エネルギー性能に関する歴史的な法改正が施行されます。
それが「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律案」だったわけです。
今、政府は 耐震・省エネ・長持ちの住宅の質の三大要素 の一つである「省エネルギー性能」最低基準を決めることにしました。
そして、いよいよ2020年その省エネに関して最低基準が設けられることになります。
コメント