どうも不動産職人です。
日経新聞を受けて、前回こんな感じで記事をかかせてもらいました。
前回は、修繕積立金が無いマンションが多く、大規模修繕がままならないという内容でしたが、今回は私のマンションもやばそうになってきたという話。
古いマンションの自主管理はもう限界?
実は、私もマンションに住んでおり、しかも自主管理。
そして、今年は役員となっており、管理者に回って管理組合の運営に携わっています。
うちの場合は、7階建てなのですが、縦割りに毎年7人が役員、隣の7人が補佐で翌年役員という形になってます。これは多分管理組合によって決め方は色々だと思います。
実際には、うちの奥さんが前に立って色々とやってくれているのですが、会合の後に聞くのはグチばかり。仕事から帰ってきてグチを聞かされるのは本当につらいですが、代わりに行ってもらっていることもあり、聞くしかない( ;∀;)
役員もほとんどが定年して仕事をしていない高齢者で、やはり何をやるにしても結構保守的で動かない、中には痴ほう症で役員はできないという方も。
そして、意外に問題になっているのは、賃貸が増えていること。
その部屋は持ち主ではなく賃貸人が役員をすることになっており、経理関係とか任せるのはちょっとどうなのかという議論がされています。
隣りのマンションは部屋数が多いので、賃貸があっても役員しなくていいということですが、うちの場合は戸数が少ないので一人減ると困るので仕方なく入ってもらっています。
そろそろ管理会社にお願いする時期かも
これだけ高齢化が進むと介護を本格的に受けている人や介護施設に入ってしまって家にいないといった人も出てくることが予想されます。
10年後には更にこういった状況は進むだろうと思うので、そうなると役員をする人がいなくなってしまいます。
まだ、うちの場合は結構堅実い運営されてきていて、修繕積立金も十分貯まったままきているので何とかなっていますが、役員できる人がいなくようでは今のシステムでは続きません。
まあ、案としては役員が出来る人がある程度任期を決めてやってもらうか、管理会社に依頼するしかないかなというところ。
ただ、管理会社に依頼するには、大きなハードルを越えないといけません。
管理費の値上げは不可避、長く住んでいる人には優遇も
まあ、勝手に自分が思っているだけなので何とも言えませんが、管理会社に依頼するには管理費を上げる必要がありますよね。
そうなると年金暮らしの方も多い今の状況で、管理費を払えないという人が出てきます。これをどう説得するかがポイントになってきそうです。
私としては、ある程度長期で住んでいる人は管理費、修繕積立金をこれまでたくさん払ってくれたので、割合を下げてあげるのはどうかなと思っています。
正直不公平感は出ると思いますが、滞納者が続出するようでは逆効果。
ここ数年である程度方針を決めないといけないのかなと思っています。
最悪は売って引っ越すという手も考えないと…
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