どうも不動産職人です。
WBS(ワールドビジネスサテライト)で放映されるなど、シェアハウスかぼちゃの馬車の運営会社スマートデイズのサブリース賃料未払い問題。
年始に前社長の大地則幸氏が交代し、その後に事業説明会。
完全なトカゲのしっぽ切りにわたくし不動産職人もまあ唖然としたものです。
その前社長の大地則幸氏の出身が実はレオパレスだったというのは著書の発表のページで公表されています。
レオパレスを退社後に移ったMDIもレオパレス21創業者深山祐助とその親族である深山将史が創業した会社で、関東方面からスタートし最近関西方面でも急激に展開してます。
ここも同じスキームでやっていると思いますが…どうしてもハマってしまう人が多いんですよね。
スマートデイズ大地則幸前社長の経歴 実はレオパレス出身
株式会社スマートライフ 代表取締役。
1983(昭和58年)生まれ千葉県出身。
国際理工専門学校建築設計課を卒業後、清水建設株式会社に入社。
株式会社レオパレス21入社
株式会社MDI入社
2015年4月株式会社スマートライフ代表取締役就任。
著書はこちらですが、1500円(税別)の価格だったのが実際に売れているかは別としてすでに結構な額で売られています。
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スマートデイズの件の詳細はこちらで
レオパレスと基本的には同じスキームで
レオパレスも昨年の2月にサブリースの家賃減額問題で訴えられていますが、サブリースについては現在の判例では借地借家法の適用を受けるので30年家賃を保証していようが経済的な理由などで減額することができます。
レオパレスでも10年保証、その後2年毎に見直しなど見えないような時でこっそり契約書に仕込んでます。
無くても減額が出来るのですが、これがあればまず裁判では負けないというところでしょうか。
レオパレスではもう少し良い条件で銀行融資が組めたかと思いますが、基本的は安っぽい建物で壁が薄いとお馴染みのレオパレス物件なので、建物を建てる時にがっぽり利益を取っていると思われます。
普通に運営しても怪しそうな物件ですが、レオパレスがサブリースで家賃を保証するということで収入が計算できるということで融資が組めていたりします。
しかし、そんな物件なので新築から数年も経つと空室が目立つようになり、レオパレスも埋めることができないので賃料の減額、サブリースの解除を言ってきます。
まあ、これが問題となっている訳なんですが、今回のシェアハウス投資もほとんど同じスキーム。
そりゃ、スマートデイズもレオパレス出身者が作った会社なわけですから、同じスキームじゃないかと疑うべきだったのですが、レオパレス問題もまだ勃発していない時期で大手出身ということで逆に信用を得ていたのかなと思います。
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黒幕はビデオ安売り王の佐藤太治氏
とは言え、この大地氏も操り人形だった可能性が高く、本当の黒幕はビデオ安売り王で名を馳せた人物。
他にも住専から16億搾取した容疑で逮捕されるなど色々と裏業界では有名な存在。
この人が絡んでいたとなるとまあこうなっちゃいますよね。
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