どうも不動産職人です。
国がもう年金はあんまり出せないので、将来の自分の生活は資産運用や副業して自分でしてねというメッセージを発しました。この話題は毎日ニュースで取り上げられていますし、色々な人が情報発信しています。
65才の2人世帯の家計の支出が25万くらいで年金が20万なので毎月の赤字がマイナス5万、それを補うのに30年生きれば2000万の貯金が必要という試算。
非正規雇用が増えて収入の少ない私の世代から下の人は、多分この20万の年金収入もなく、貯金もできるはずもありませんから死ねと言っているようなものじゃないかと思うわけです。
ただ、日本の年金制度が破たんしているというのは、何十年も前から言われていたし、こうなることはある程度予想できていたんので、私は質素に生活をし、貯金を頑張ってきました。
しかし、それでも全然2000万なんて貯まりません!自宅所有しており、ローンないので日々の生活を切り詰めれば多分15万くらいで生活できるとは思うので何とかなりそうですが、やはり投資なり、副業なりして資産を更に増やすことを考えないといけないなと。
ただ、ここで投資について何も勉強しないまま、株や不動産、暗号資産(仮想通貨)に手を出すと、やはり失敗してしまいます。
ということで、皆さんにも私と一緒に投資の勉強をしていってほしいと思います。
まずは、第一歩、DCF(ディスカウントキャッシュフロー)の考え方について理解していきましょう。
DCF(ディスカウントキャッシュフロー)とは
不動産投資を始める前に、まずはお金の知識=マネーリテラシーをつけることが重要です。
その中で今回は、DCF(ディスカウントキャッシュフロー)=貨幣の時間的価値についてお話したいと思います。
今日の100万円は、年々目減りする(貨幣の時間的価値)
普通は、100万円は100万円で明日になったらそれが101万円になったり、99万円になったりするわけではありません。
しかし、投資の世界の考え方ではそうではありません。
例えば、日銀が良く言う「物価上昇率2%を目標にする」という話があります。
いわゆるインフレが毎年2%進んでいくということになりますので、そうなると今日の100万円は一年後には102万円になっていないと同じ価値ではないという訳です。
この2%を割引率といいますが、この割引率の決定は投資家の目線によって変わります。10%なら1年後には110万になっていないと同じ価値ではないということです。
なので、このインフレ率2%を基準にすると、10年後には122万円になっていないといけないわけです。今の定期預金でも0.15〜0.3%の金利なので、預金しているだけでは資産は目減りしているということになります。
これを貨幣の時間的価値といい、投資の世界では割引率以上で資産を運用出来なかったら、目標に達しなかったとなるわけです。
日本人、特にバブル世代より上の人は投資してた人はバブルで大変なことになったと思っているのか、投資なんかせずに貯金しろという。だからお金を目減りさせてきたのだということに未だに気付いていない。
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お金の時間的価値を意識して投資を行う
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 ナビゲーションに移動検索に移動 DCF 法 (- ほう) は、収益資産の価値を評価する方法の 1 つ。具体的には、株式や不動産その他多様な投資プロジェクトの価値を算出する場合に用いられる。Discounted Cash Flow 法の略で、ただ DCF とだけいう場合も多い。
貨幣の時間的価値を加味してシミュレーションする
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