どうも不動産職人です。
一応不動産のプロとしてやらせてもらってますが、特に収益物件に関しては、最近では一般の投資家の皆さんの方が物件の情報なんかは詳しい気がします。
それも健美屋や楽待などのポータルサイトの普及や不動産について真剣に勉強している人が増えていることが影響していると思うのですが、更にAIによる物件の分析なんかも始まっているので、我々が物件を探して紹介するということは今後減っていくでしょう。
そうはいっても不動産は生のなので、不動産業者間で取扱いが難しいおいしい物件が回ってきたりします。これは、AIでは絶対に入手できない情報です。
このあたりに我々不動癌業者が生き残る道があるのでしょう。
そんなある日、自宅マンションの理事会をやっている妻が「6階のSさんが引っ越しするので売ろうと思う」という情報を仕入れてきました。
我が家よりも良いじゃないか
私の住んでいるマンションは7階なんですが、縦筋の号室で毎年管理組合を持ち回りします。要は7人で運営するわけです。
今年は私の筋の番で嫁が頑張ってやってくれてました。
嫁は、大阪のおばちゃんらしく近所付き合いがうまいので、色々と情報を入手してきます。そして、今回は6階の引っ越しの情報を入手してきたわけです。
嫁曰く「これは絶対買いやと思うねん、賃貸も6.5万は堅いと思う」とプロの私に講釈を垂れてくる。
まあ、取りあえず物件見てからやということで、内覧を希望する。
その人はまだ3年くらいしか住んでいないようで、引っ越しの際にバス、トイレ、洗面台などの水回りを換えており、リフォームもそんなに掛からない感じ。
そして、我が家は2階なんですがそこは6階。夏にはうちは見えないポートピアの花火が自宅から眺めることが出来ます。
「うちよりも良いやないの」ということで価格も手ごろだったのでこれは買いと速攻で買い付けをいれることに。
でかしたぞ妻!
一応不動産屋を入れてほしいと言われ、次に住む賃貸をお願いしているところを通してほしいと言われましたので、せっかくの話を潰してと思い承諾することに。
まあ、もちろん仲介手数料の交渉はしましたけどね。(実はこれが私の不動産投資デビューになります。)50万円くらいの指値を入れましたが、内々で話はまとまっていたこともあり、すんなり買付は通って決済。
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嫁の狙い通りすぐに入居者も決まる
決済が三月初旬だったので、ファミリーということもあり、まあ客づけはのんびりやろうかなと思っておりました。
取り合えず賃貸管理を任せる不動産会社を探そうということで、近所の不動産会社に連絡。知り合いの業者も協力してくれるということでしたが、賃〇住宅サービスの店長が「うちなら客づけさせてもらえるなら管理料はいりませんよ」と言ってくれたので任せることに。(他の支店に戸建てを任せている大家も賃〇住宅サービスは管理料取らないと言ってました)
媒介契約を結んですぐにスーモにアップしてもらったら、その日に案内が入りましたと連絡が。
その人が気に入っているということでしが、家賃交渉があったのでその時は決まりませんでした。次の人頼むわ〜と言っていたら、一週間後に店長より「その人が入居したい」と連絡があったとのこと。
この時期に決まるのは非常にうれしいですが、嫁の思惑通りに事が進むっていうのは何となく男としてスキッとしないもんです。
でも、主婦の相場観というのは馬鹿に出来ませんね、嫁に営業変わってもらおうか。
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