どうも不動産職人です。
毎年楽しみにしている今年の漢字ですが、今年は「災」が選ばれましたね。
私も不動産コンサルだけでなく、賃貸管理も平行してやっているので、北大阪地震、台風21号では、管理物件が被害に遭い、工事業者の手配に時間がかなり掛かりました。
保険関係は、ザル審査で結構皆さん水増し請求した通りの結果で大満足されていたという話も聞きます。(私は、基本危ない橋は渡らないので見積もり通り請求してます)
他にも、大雨被害に北海道地震など本当に災害の多い年でした。
来年は平穏無事に済んで欲しいところですが、こればっかりはどうしようもありません。
日頃からの用心と有事の際は早めの準備で備えるくらいしかないですよね。
では、今年の不動産業界を一字であらわすと!について独断で決めたいと思います。
2018年の今年の不動産業界は?
今年は、年初からシェアハウスかぼちゃの馬車を運営していたスマートデイズ問題に始まり、そこから発展してスルガ銀行の不正融資問題。
そして、レオパレスの界隈問題に、TATERUの不正融資、シノケンの不正融資疑惑などなど兎に角問題とつく事件が数多くありました。
そして、読まれた方も多いと思いますが、大東建託の内幕は不動産業界ってこんな世界なの?(うーん、ゴリゴリ営業の会社は遠からずといったところですが)と思うほどのひどさ。GPSで監視されるなど、ほとんどカルト教団ですよ!
私としては、ここ数年は金融緩和によるマネーの行き場が担保取れるので安心だと言われている不動産に集まったことで、チョット美味しい目を見ようと色々なプレイヤーが参戦し、それを迎え撃つ悪徳不動産屋が活躍した時期と思っています。
この間も当然真面目に営業している不動産会社は当然ありますが、たくさん稼いだのは、やはり、水〇の大家さんをはじめとした三為業者さん達でしょう。
当の本人たちは、捜査の魔の手が伸びる前に廃業しちゃったり、倒産して逃げを決め込んでますが…
そんな感じで今年一年はこれまで悪さしていたことが一気に表面化した年だったと言えます。
今は、表面化していませんが、来年以降はスルガスキームで買った地方のRC物件を持っているオーナーさんが破綻してしまわないことを切に思っています。
不動産業界を漢字一文字で表すと
では、本題であります、今年の不動産業界を漢字一文字で表す方向に進んでいきたいと思います。
私の中の候補としては、これだけ不動産業界が混乱した年はなく、AIなど新しい技術も導入が大きく進んだ年ということで、「混」。
不正問題が数多く、嘘が暴かれた年であったということで、「偽」。
後は、阿部さんとは逆の意味で好転せず、悪い方に暗転したということで「転」。
この三文字くらいかなと思っております。
ということで、少しなやみましたが、「混」に決定いたしました。
まあ、これはあくまで私見ですが、皆さんのご意見はいかがでしょうか。
又、コメントいれていただけるとうれしいです。
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