どうも不動産職人です。
不動産投資において、個人の所得が高く、ある程度の規模を目指したい人は個人で投資するよりも法人にした方が節税や相続の面で有利な場合が多い。
その場合、資産管理法人を設立するケースが多いのですが、法人を作って融資を受けるためには、法人の預金口座が必要です。
最近は、ネットでも申込みが出来、都銀だとり〇な銀行がネットで受付してますが申し込んだ顧客が軒並み見送り。
正直、私の顧客は年収もそこそこ高く、弾かれる理由が見当たらないのですが、そこには色々と理由があるみたいですね。
ちょっとり〇な銀行の担当者に直接聞いた話をご紹介。
り〇な銀行のネット申込で法人口座が作りにくくなった理由とは
今のご時世から言うと、ネットで申込が出来るなら、そっちの方が簡単で早いというイメージが強いですが、諸事情もあり、り〇な銀行の法人口座のネット申込では見送りされるケースが多い。
担当者の話によると、取引している不動産業者からも話を聞くことが多いようなので、実際にり〇な銀行のネット申込では法人口座は作りにくいのでしょう。
しかし、最寄りの支店に持ち込めば作ってくれる可能性は高いようで、何のためのネット申込やねんと怒りたくなります。
初めての契約で法人を作って、法人口座を開設する時って、結構スケジュールがタイトなケースが多いんですね。
例えば、契約してから法人を作ることも多く、決済までに法人口座が出来ないと融資を受けることが出来ないので、口座開設待ちになることもシバシバ。
実際には、契約から決済までは1か月~2か月程度あり、まず、法人を作るのに約1週間かかり、そこから法人口座の申し込みをして2週間といった感じなので、余裕を持って動いています。
しかし、一度否決になってしまうと、そこから又2週間となってしまうので非常にタイトな状況に追い込まれます。
最悪の場合は決済日を覚書を作って延長しないといけないことも。
なので、無理なんやったら最初からそんな窓口は用意するなよと言いたくなる訳です。
では、何故り〇な銀行のネット申込による審査が厳しくなったのかですが、
・犯罪に使われることが多くなったこと
・一法人一物件スキームなどに使われることを警戒
といったことが大きな要因だとのことです。
悪いことに使う人が多くなったことで、取りあえず、怪しいやつは片っ端しに落とせということなんでしょう。
まあ、それはそれで仕方ないかもしれませんが、それならネットの窓口は締めたらええのにと思います。
法人口座が作りやすい銀行としては、都銀だと意外に三〇住〇が早くて作りやすいとのことでした。大阪だと関〇アー〇ン銀行なんかも早いらしいです。
ネット銀行は、ネットで申込が出来ますが、提出書類が多いのでチョット面倒という評価。
ということで、法人口座を作る際は、窓口が良いとの結論になりますが、法人口座はどこの銀行も作りたがらない傾向にはあるようなので、急ぐ場合は、早めに複数の銀行に当たるべしですね。
【日経新聞記事】
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