どうも不動産職人です。
仮想通貨の話題もボチボチ落ち着いてきたのと同時に、ビットコインの価格も落ち着いてきましたね。1ビットコイン80万くらいまで落ち込んでいたのが2018年5月1日現在では98万台に。
コインチェックのネム流出以来、セキュリティ不安からやや人気に陰りが見え始めた仮想通貨人気。投資家の間では、ビットコインの利益は雑所得が適応されることも問題になっています。億り人になっても換金できないなら使い道がないといった声も。
代わりに、投資の王道「不動産投資」が再度注目されています。
やはり、実在しない仮想通貨よりも実物資産強しと言ったところでしょうか。
ビットコインと不動産投資の仕組みの違いを比較しながら、不動産投資の強みについてみていきましょう。
ビットコイン
最初の仮想通貨とも言われており、2009年の発行当初は1ビットコインが0.07円だったものが2017年には200万を越え、多くの億り人を生み出したことで話題になりました。
日本では、仮想通貨は実用よりも投資商品としての利用がメイン。
ビットコインにはブロックチェーン技術が使われており、複製や改ざんが難しいと言われていますが、このブロックチェーン技術は多方面に応用が期待されています。
ビットコインのメリット
ビットコインのメリットには、投資商品としてのメリット、決済手段としてのメリットがあります。簡単にビットコインのメリットについてお話します。
投資商品としてのメリット
- 少額から購入が可能
- 24時間取引が可能
- 価格変動が大きく夢がある
決済手段としてのメリット
- 為替手数料が不用
- 送金手数料が安い
ビットコインのデメリット
メリットの多いビットコインですが、やはりデメリットもあります。
デメリット
- 価格変動が大きくリスクが高い
- 法整備がまだまだ
- 日本では利益について雑所得が適応されるので最高45%
一番は、所得に雑所得が適応される点でしょう。4,000万以上の利益が出た場合、最高税率の45%が適応されます。株式投資だと分離課税で20%。この差は大きいですね。
不動産投資
不動産投資は、ミドルリスクミドルリターンの投資と言われており、金融機関を使って長期的な資産形成を行うのが特徴です。やり方によっては、売買で大きな利益を上げることもできますが、基本的な考え方は、家賃収入を得て、融資返済を行っていき、家賃収入で得る現金プラス元本返済分が資産となっていきます。
不動産投資のメリット
着実に収入が入る点、金融機関を利用してレバレッジ効果を得れるなど、不動産投資にはメリットが多くあります。
メリット
- 安定した家賃収入がある
- 実物資産なのでインフレに強い
- 金融機関の融資を利用しレバレッジ効果で投資効率アップ
- 団信が使えるので生命保険代わりに
- 相続税対策も可能
不動産投資のデメリット
不動産投資では時間と費用が掛かる点がデメリットと考えられます。
デメリット
- 資産形成に時間がかかる
- 空室リスク、滞納リスク、修繕リスクなどリスクも多い
- 流動性が低い(換金に時間がかかる)
- 売買手数料が大きい
- 運営費や修繕費などランニングコストがかかる
ビットコインと不動産投資どっちがいいの?
これはあくまで私見ですが、私はビットコインには手を出していません。やはり、仮想通貨とは言われていますが、円などが国家の信用という後ろ盾がある通貨とはまったく異なります。ブロックチェーン技術はすごいですが、更に上の技術が出てくれば簡単に奪われることになるでしょう。ということでビットコインに投資しないのは、一番は信頼性の低さです。
それに対して、不動産投資は物件選びさえ失敗しなければ、まず損はしません。その分ビットコインと比べると利益の幅は小さいですが、毎月家賃収入が入りさえすれば、着実に資産は増えます。ただ、すぐには資産が増えないので、短期で儲けたいという人には向いていないと言えるかもしれません。
一攫千金、投資というよりは投機でもいいから勝負という人はやはりビットコインもいいのかなと思います。
金持ち父さんはなぜ不動産投資をするのか。やはり、着実に資産が増える点と手が掛からない点も大きいのです。ビットコインや株だと結構頻繁に見ないといけないので、本当の意味で不労所得とは言えません。その点不動産投資は購入してしまえば、後は管理会社に任せてしまうことが可能。
老後資金にとか、長期的な視点で資産運用しようと考える人であれば不動産投資がオススメします。
コメント